この企画については、2年前にLesleyさんからメールと共に美術館の図面等の情報を受け取り、丁度1年前の岡山県立美術館での展覧会の際に会い、具体的な出品作品のプレゼンテーションを行いました。
私は、海外の展覧会の場合、作品をコンパクトにすることをまず考えます。自分が展示に立ち会うことが出来ない場合を考え、梱包や展示方法も細かく計画します。また、送る際に高額な関税がかからないようにすることも重要です。10年以上も前のことですが、展覧会の為にコートのカタチをした作品をオーストラリアに送り、7万円!余りの関税が課せられ向こうのキュレーターが慌てて税関に出向いたことがありました。作品を見せて説明し何とか収まったのですが、それ以来、海外展貨物は京都の箱一さんにおねがいしています。
今回は内覧会の2日前に美術館に入りました。Katharinaさんが壁面にドリルで穴を空けて制作中でしたが、あとはPiperさんが美術館の柱の形に作品を合わせていたり、NilsさんがPCで立体の動きを調整していたりで、展示はあらかた済んでいました。
以下準備と展示スナップです。セッティングはいつもなんだかウキウキします。